今年の青年交流事業が終わりました。
1981年11月に姉妹都市提携を結んでから、30年以上が経ちます。
これまで100名を超える若い派遣生たちが、チュラビスタに発ち、多くの経験をしてきました。
私が行ったのは、5年前。
夏が来る度思いだします。
ストレスフルで時々逃げ出したくなったけど、
とても楽しかった1か月の交流の事。
そして今年はとても若い3人が小田原に来てくれました。
左から、Kassie(キャシー)、Juli(ジュリ)、Josh(ジョシュ)
まだ10代の3人はとてもフレンドリーな子たちでした。
Kassieはイマドキの女の子でした。
R&BやHIPHOPをこよなく愛し、カラオケではDaddy Yankeeなんぞも唄ってしまう。
イマドキの10代の女の子でもHIPHOP好きなら知ってるんですね、Daddy.
Juliは私が派遣生の時にボランティアに行ったオタイランチハイスクール卒業の女の子。
5年前の写真を見せたら、この子知ってる!!と言われ、ものすごーく吃驚。
日本語のクラスがあるのですが、そこで日本語を教えるオスカイ先生が変わらず元気なようで、ほっと安心。
Joshは、あげた帽子使ってくれるかなー。使って欲しいなー。(笑)
また冬に来たいと言ってくれたので、きっと来てくれるでしょう。
今年は事業の流れ自体が特殊でした。
例年はチュラビスタの派遣生が先に来日し、その後小田原の派遣生を連れてチュラビスタに渡航しますが、
今年は逆、小田原の派遣生が先にチュラビスタに渡航し、その後チュラビスタの派遣生と共に帰国しました。
それに伴い、日程も特殊で、
7月の22日頃から始まり、交流事業でしたが、
今年は小田原の派遣生の渡航が8月1日になり、日程もほんの少しだけ短くなりました。
小田原とチュラビスタの派遣が逆になったのは
レモンフェスティバルの日程の関係だと思います。
レモンの栽培が盛んであったチュラビスタの大きな通りで行われる最大のお祭り。
So goodなアップルパイを食べた覚えしか、無いのですけどね。(笑)
また行きたいなとは常々思っています。
今回の日程、正直な感想を申しますと、
交流事業の開始が遅くなる事で小田原の学生にとってはテスト期間をある程度避けられる為、
プログラムの参加がしやすくなった反面、
チュラビスタの学生にとっては、後期?の開始が今年は27日から(例年もその位でしょう)の為
帰国後の負担はかなり増えてしまったのかな?と思います。
OBとしては、今後の課題も増えたなー、と思っておるのですが、
なんにせよ無事に終わってよかったー、と今は感じています。
私は毎年、この青年交流事業のサポートを行っています。
それは私が派遣生として青年交流事業に参加した時、沢山の人が私たちをサポートしてくれたからです。
チュラビスタの方々もとても親切にして下さいました。
あの時の恩はいつまでも忘れられないです。
だから来年も今年と同じように自分の出来る範囲で助けてあげたいな、って思っています。
チュラビスタと小田原の親交が更に深まる事を願って。
正直まだまだチュラビスタという都市が小田原には認知されてないように思っています。
だからチュラビスタの魅力を今後も伝えていきたいし、
来年のこの時期にはもっと沢山の人に関わって欲しいなー、と強く思っています。
私たちOBの企画でBBQを行った際、主に参加出来なかった人たちから
「仕事等でどうしても都合が悪くプログラムには参加できないんだけど、興味はある。」
「チュラビスタってどこにあるの?」
「娘・息子をチュラビスタに行かせてみたいんだよね。」
「来年も同じ事やりますか?また声掛けて下さい、行きたいです。」
こういった声を30~40件聞きました。
興味を持って貰えてとてもとても嬉しかったです。
きっといずれは文化交流だけでなくて、商業や農業を結びつけることも出来るのかな?
なんてことを考えたりしているこの頃です。
せっかくお互いの都市に魅力的なものが沢山あるわけだし、ね。
もし、読まれてる方でほんの少しでもチュラビスタに興味を持って貰えたのならば
以前のエントリーをお時間ある時に読んでみて下さい。
交流事業の募集について軽くつっこんだ事が書いてあるのと、チュラビスタについてのリンクが張ってあります。
http://odawalife.blog.fc2.com/blog-entry-62.html
来年、どういった日程でどういったプログラムが行われるのか、
今年の変化を見ていると、予測がつけづらいのですが、募集が始まった時には、皆さんに告知したいと思っています。
よろしくお願いします。
小田原海外市民交流会
村山 寛明
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